イースタンの領事館出張サービスが閉館でバンコクへ
先月末に年金機構から、現況届提出の依頼が届いて在留証明が必要になり、「証明願」
を書いたのだが、今までは運転免許もあったのでバンコクまで行って証明をとって来た
が、昨年8月に免許は更新しなかったので、バンコクにはいくことができない。
幸いなことにシラチャには領事出張サービスがあるため、娘にイースタンタワーにある
領事館出張サービスへ行って提出するよう頼んだのが数日前。2~3日前娘から電話が
あり。現在はもうなくなっていて、「OHAYO」(地方月刊誌)のスタッフに確認した
ら、8月22日に出張サービスがあるからその時提出すれば、と言われたそうである。
下は以前イースタンタワーにあった領事館出張サービスの事務所入り口。
一昨日夜になって、ミヤさんが「早い方がいいだろうから明日(昨日)一緒行こう」と
言ってくれ、昨日(8日)急遽バンコクまで行くことになった。結局当日(8日)犬の
世話から何から全て終わって家を出たのは9時15分頃で、シラチャのバス停に付いたの
は9時半丁度くらいで、バスで行くとのこと。
バス停はロビンソンとバンコク銀行の間で、夜タラートが開かれるところで、今バスが
停車している隣の小さな建屋で切符を買うが、エカマイ迄大人一人120Bだった。
出発は10時30分とのことで時間は十分あり、屋台で腹ごしらえをする。食べたのはカイ
パーロー(和名なら所謂豚角煮)。
ボックスカーみたいに狭くはないが、マイクロバスだからやや小さく、片側一列の座席
にほぼ75%の状態だった。窓の外にこんなポスターが掲載されていて、走り出すと
エンジン音は小さいのだが、路面の凹凸を拾うボコボコという音と振動はエアサスでは
ないからだろう。これはやっぱりチャイナクオリティなのか。
経路はスクンビットを進んで途中からチョンブリバイパスに入り、チョンブリから
高速に乗って、バンナからバンコクに入ってエカマイが終点だった。
エカマイには結構行ってはいるが、バス停があるところなどは初めてで、とにかく
ミヤさんに逸れないように歩くので忙しない。
ここからどうするか見当はつくが、モタモタしてると思われるのも癪なので一応
BTSでアソークまでだろと確認すると、タクシーで直接行くの?と逆に聞かれる。BTS
乗り場は目と鼻の先だから問題ないが、方向を間違ったら大変である。
私がバンコクにいた頃に比べると比べようもないほど変わっているし、BTSの運行本数
も増便しているようで、乗り込む便がすぐにやって来た。
BTSは平日の昼時だからすいていると思ったが、やっぱりバンコクと言うだけあって、
平日でも座るのは大変な混みようだ。
アソークで下車して駅を出るとすぐにタクシーが摑まり、日本大使館の小さい方と告げ
るとミヤさんとなんか話しながら車をスタートさせる。バンコクだから多少の渋滞は
覚悟していたが、ラマ4は渋滞なんてことはなかったが、ルンピニーに入った途端に
大渋滞巻き込まれてしまった。
でもこの交差点まで来れば領事館は目と鼻の先、とはいえさすがの渋滞は徐行ってわけ
にはいかないから、何とか領事館前で降りた時には予想を大きく上回って101B
支払うことになる。
領事館の入り口を1時15分だから、午後の開館1時半には何とか間に
合った。番号札を取ると待ち人1人となっており、受付開始するとすぐに呼ばれたが、
事前準備はすべてしてきたから、指摘されたことは何もない。都内在住なら明日もう
一度となるところだが、私の場合シラチャのため今月22日の出張サービスで受け取る
と言うと、それで結構ですとOKになった。
領事館を出るとミヤさんが「富士スーパーに寄っていくでしょ」と言うからダメとも
言えないので「OK」と言うと、そのままタクシーを拾ってアソークと告げるも、この
タクシーがとんでもないタクシーだった。途中からミヤさんが運ちゃんに何か言い
あっていたが、結局アソーク駅近くでU-ターンして降りると160B支払った。アソーク
からBTSに乗ってプロンポンだからほんの一寸である。しかしここもこの3年くらい来て
いなかったから変わったものだと思う。覚えていた店はなくなって、目的は富士スー
パーだけになったしまった。富士スーパーは正面赤い屋根の建物の正面になる。
ミヤさんとは帰りもバスだし、節約で高価な品はナシと申し合わせてあるが、いざ中に
入って商品を手に取ると、やっぱりあれも欲しいこれもとなるが結局我慢である。
最低限の物だけ買ってエカマイへ急ぐが、娘は何か不満だったらしくミヤさんに愚痴を
こぼしていたようである。帰りはエカマイから高速バスに乗って、ロビンソン前
(J-Town入り口)で下車で、久し振りのバンコク旅行だった。
昨年運転免許の更新を止めて、運転できなくなってしまったが、こうやって小旅行を
楽しむ積りにもなるが、この歳になって あの渋滞の中を運転するのはやはり大変で
ある。私はこうして動けるが、私同様もう高齢になっている日本人は、どのように対応
するのだろうか、日本のようにインフラが整備されていないタイで暮らす人が心配だ
が、まあそれなりに生きているだろうから、いらぬ心配かもしれない。とは言え、この
現況届はなんとかならないものだろうかとも思う。