前々回からの続きで、アンシラの海鮮市場→アンシラの道教寺院へ寄って、次はバン
センのタラートイープン(日本市場)へ行くことになったのだが、私は日本市場など
聞いたことがなく、娘がGoogleマップでナビを使いながら指示通りに車を走らせる。
娘からはこういう所だと写真を見せられるが、確かに日本風で3枚見せられたが
何となく胡散臭い。これは出店らしい。
もう1枚はこちらだが、やっぱりステレオタイプの宣伝らしく作った桜が見えるが、
どうやら屋外での食事テーブルのようである。大きな看板は日本を売りに出している
ようだが、フィッシュマーケットとどうつなげようとしているのだろうと思う。
築地市場をイメージしているのだろうか?
こちらになると何をか言わんやで、もろ「女学生もどき」が写っている。大体にして
靴とルーズソックスが日本ではないし、「寿司ずし」って一体何だ?
駐車場に着いて娘に確認すると「バンセン魚市場」が示されているマップを見せられ、
後から確認したのがこちらだ。
建屋に入って出店を見るが、これは一体何を売っているんだろうと思う程、いろんな
それらしい旗が並べられている。居酒屋もあるし定食屋なのか焼肉屋なのか、はたまた
寿司屋なのか???
中に入って天井を見たら、確かにここは魚市場らしい看板が掛かっていた。
その上こんなのぼりも出てはいるが「漁港直送」って言ったって北海道なのか三陸なのか、千葉なのか焼津?それとも高知かな?
ケチをつけてもしょうがないから、店を覗いては見るが、店にかかっている暖簾と
いうか旗と店の前で売っているものが全く関係なく、売り物はカキなどの貝類である。
こちらの店に至っては一体何屋なのかさっぱり想像つかないが、実際は魚の揚げ物を
売っていた。
この店の雰囲気は何となくよく、暖簾も気が利いているものが出てはいたが、魚の
加工品のルークチン(練り団子)やソーセージの串焼き屋であった。
この店は看板に偽りはなく、生きのいい魚を販売しているが新鮮な刺身は販売して
いないようだった。
こちらは日本料理の幟は出ていたが、ここも看板に偽りありで魚介類の加工品を売って
いる店で、日本料理の総菜など何にもない。ミヤさんと娘は何か相談しているよう
だったが、結局見て回っただけのようである。
これは本当に表示に偽りがなく、分かり易い案内だった。
結局ここへ寄ったのは時間的にも中途半端であったし、ここ自体が改装中のところも
あって何も得るところはなかったが、それにしてももうちょっと売る物と店の表示等、
見る人が見て納得できるようにしないととは思ったが、私は観光客の一人にすぎない。
もっと大々的に改装が済んだ後で、時間ももう少し夕方になってきてみたら面白いかも
しれない。