Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

乾季から暑季へ・・・旅立ちと果物が入れ替わる季節

およそ2週間ブログ投稿から遠ざかってしまったが、別にコロナに感染したわけでは

なく、「書く」ではなく「読む」に熱中してしまったからである。

私は北方謙三の大ファンで、氏の本はかなり集めていて、ここのところ「大水滸」を

読み返して(4回目)夢中になっていたからだ。

気が付けばもう3月も終わりで、乾季もとうに過ぎたようでここのところ天気がいいと

思っても昼近くなると突然スコールに見舞われる。

今日も朝から暑く、遅かったのだがタラートに買い出しにでかけた。

暑いわけである。外気温は36度にもなっていて、のんびり外にいられたものではない。

帰宅していつものように野菜を切り始めていると、雲が広がり始め風が吹き始め

雷が鳴り始めた。スコールの来襲である。

場所を駐車場に移す間もなく土砂降りの雨である。

野菜を切りながらふと日本へ帰任したO氏を思い出した。

22日の便で帰ると言っていたが、無事帰れたのだろうか。

実は今月初め、帰任が決まったので最後に飲みませんかと誘いがあったのだ。

一も二もなくOKし、久し振りにO氏と飲み交わしたが、聞けばコロナの影響でフェア

ウェルパーティーはなし、日本人だけでの「さよならパーティー」もなしで、社長・

副社長・総務部長と本人の4人だけの宴会で終わったそうで、味も素っ気もなかったと

言っていた。

そのO氏と飲んだおよそ10日後、またO氏から電話があり「Jinbeiさん、風邪っぽい

とか熱があるとかないですか」と言ってきた。「実はコロナの陽性反応があって自宅

待機中なんですが、もし体調がおかしかったらすぐ病院へ行ってください。」と言われ

たが、前日家の検査キットを使って検査したばかりで、何の変調もないためその旨

伝えると「それはよかっが、とにかくおかしかったら病院へ行って下さい」とのこと。

件のO氏はワクチン接種は3回済ませているが、交代で赴任してきた人と一緒に検査した

ところ陽性と診断されたようで、残った3週間はゴルフ三昧にすると言っていたが、

とんだ災難だとこぼしていた。

まあワクチン接種したからコロナにかからないというのではなく、そもそもコロナに

感染しても重症にならないというだけのことで、下手をするとコロナのキャリアーに

なることだってあるのであるから、やっぱり注意は必要であろう。

O氏は21日の便で帰国したはずであるが、ちょっと気になってシラチャの感染者数を

調べたら、減るどころか微増していて、今はチョンブリ県で一番感染拡大している地域

であった。下の表は28日のPJAニュースのもので、チョンブリ・パタヤを抑えて

ダントツの危険地域である。

さて暗い話はこのくらいにして、3月から4月と言えば日本では卒業式から入学式・入社

式の季節であり、巣立ち・旅立ちの季節である。

社会人なら転勤の季節でもあるが、ぜひとも新しい生活に向かって躍進してもらいたい

ものである。

タイではこれからの時期が一番暑くなる季節で、もうじきソンクラーンである。

この時期は果物が入れ替わり始める時期でもあるのだ。

こちらの屋台の果物屋は、ソムオー(ザボンの一種)が中心だが、チョンプーも出始めている。(写真の赤丸の果物)

気になってドリアン専門屋台を覗いてみたのだが、こちらはまだソムオーが主体で、

ドリアンはまだ扱っていないようだ。

もう一軒覗いたら、こちらは既にドリアンが並んでいたがまだまだ高そうである。

これからドリアン・マンゴスチン・リンチー(ライチ)・ロンガン・ランプータン・

ドラゴンフルーツ等々、果物の季節である。