Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

先週はいろいろあった。③実のひとつだになきぞ悲しき

乾季に入って、雨季の間にたくさん水を吸ったのか、マンゴーの花が一斉に咲き始め、

早いものはもう結実している。

我が家にはマンゴーの木を6本植えているのだが、毎年食べさせてくれるのは1本しかな

いが、うち2本は昨年実をつけた実績があるから、個体差で花芽が出るのが遅れている

のかもしれない。

これは雨期明け早々に出てきた花芽である。

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上の花芽が育って花房になり一斉に花が咲き出したのがこちらで、今まさにこの状態で

あるがまだまだ花芽が出つつある。

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最初のころに咲き出した花は、既に結実して小さい実をつけている。写真の実は小豆大ぐらいで7~8個ぐらいはついているだろうか。

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しかしである、自然とは良くしたもので、強いものが残り弱いものは淘汰されていき、最終的に一つの花房で1~2個良くて3個くらいである。

上の写真のものは現在こんな感じで、実も重くなってきたので房だったものが垂れ

下がっている。

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上の写真は毎年実をつけてくれている木だが、家の敷地内には新築当時から植えてある

木もあるのだが、こちらは既に10年にもなるというのに今まで一度も実をつけたことが

ないので、先日も義母が来た際切って新しく植え替えた方がいいと言われた。

太田道灌ではないが「七重八重花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しき」

であるが、花は咲けどもどころか、その花が咲かないから実がならないのである。

 盗作の歌 「花はなく 緑輝くマンゴーの 実のひとつだになきぞ悲しき」

月曜の仕入れから3日ほど経つが、少し体を動かした方がいいと思い、思いっきり

切ってしまうかとか木を見ながら考えていたのだが、そうはいっても常緑樹が庭に

あると観葉植物ではないが、結構癒されるので剪定でもするかという気になった。

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大体にして枝が密集しすぎていること自体がよくなく、もっと風通しを良くしてやるの

がいいだろうと、できるだけ木を痛めず内側を大きく払ってやることにした。

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嫁さんにはもっと上の方も切り落とさないと、これでは切り足りないと言われたが、

もしかしたらこれから花芽が出てくるかもしれないと、淡い期待でこのままにした。

第一そんな大胆に枝を払ってしまうと、ランを吊るす枝もなくなってしまうし、ランの

日陰もなくなってしまう。