乾季に入って、雨季の間にたくさん水を吸ったのか、マンゴーの花が一斉に咲き始め、
早いものはもう結実している。
我が家にはマンゴーの木を6本植えているのだが、毎年食べさせてくれるのは1本しかな
いが、うち2本は昨年実をつけた実績があるから、個体差で花芽が出るのが遅れている
のかもしれない。
これは雨期明け早々に出てきた花芽である。
上の花芽が育って花房になり一斉に花が咲き出したのがこちらで、今まさにこの状態で
あるがまだまだ花芽が出つつある。
最初のころに咲き出した花は、既に結実して小さい実をつけている。写真の実は小豆大ぐらいで7~8個ぐらいはついているだろうか。
しかしである、自然とは良くしたもので、強いものが残り弱いものは淘汰されていき、最終的に一つの花房で1~2個良くて3個くらいである。
上の写真のものは現在こんな感じで、実も重くなってきたので房だったものが垂れ
下がっている。
上の写真は毎年実をつけてくれている木だが、家の敷地内には新築当時から植えてある
木もあるのだが、こちらは既に10年にもなるというのに今まで一度も実をつけたことが
ないので、先日も義母が来た際切って新しく植え替えた方がいいと言われた。
太田道灌ではないが「七重八重花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しき」
であるが、花は咲けどもどころか、その花が咲かないから実がならないのである。
盗作の歌 「花はなく 緑輝くマンゴーの 実のひとつだになきぞ悲しき」
月曜の仕入れから3日ほど経つが、少し体を動かした方がいいと思い、思いっきり
切ってしまうかとか木を見ながら考えていたのだが、そうはいっても常緑樹が庭に
あると観葉植物ではないが、結構癒されるので剪定でもするかという気になった。
大体にして枝が密集しすぎていること自体がよくなく、もっと風通しを良くしてやるの
がいいだろうと、できるだけ木を痛めず内側を大きく払ってやることにした。
嫁さんにはもっと上の方も切り落とさないと、これでは切り足りないと言われたが、
もしかしたらこれから花芽が出てくるかもしれないと、淡い期待でこのままにした。
第一そんな大胆に枝を払ってしまうと、ランを吊るす枝もなくなってしまうし、ランの
日陰もなくなってしまう。