最近は朝雨が降っていたり、朝から太陽が照り付けて暑いのでウォーキングはその日
次第になって来たのだが、たまに歩くと今まで目にしていたものでも新しいことに
気付くことがある。
まさにこのお宅のアデニウムがそうだ。このお宅の脇道を歩いているのだが今まで
大きな鉢に植えた立派なアデニウムだと思っていた。
しかし根元をよく見ると、直径30cm位の鉢を幹の下に入れ、幹を持ち上げていた
のである。全体というか枝ぶりというか、そちらには目がいっていたが、根元には気が
付かなかった。
よく見るとこの脇道に並んでいる鉢植えは、どれも同様にしていた。
この鉢はどうも枝を枝垂れさせているような感じであり、既にいくつかツボミもつけて
いる。
こちらがその根元。
さてアデニウムという植物であるが、タイではどこでも見かける鉢植えの植物で、
幹や根が極太だが綺麗な花を咲かせる植物である。
これがアデニウムで、日本の桜の様にタイでは親しまれているそうで、タイ語では
チュワンチョムというそうだ。(写真は借用させてもらいました)
このお宅には12鉢以上の、直径が1mもある鉢植えがあって、玄関先の塀の前にも6鉢
くらいあったので、ウォーキングからそれてそれも見てみたがどれも立派だが、
こちらの方は鉢で幹は持ち上げていなかったが、枝ぶりもさること幹の太さ形も立派な
ものである。
こちらがこれの幹というか根である。
このアデニウムは日本の盆栽みたいで、枝ぶりも立派である。
こちらがこれの根だが、何とも威厳に満ちている。
さて我が家にも一株あるが、ミヤさんが店の前に置くからと言って購入したもので、
シラチャのコロナ騒ぎで店を閉めているため、面倒を見られないからと言って家に
持ち帰ったもので、上のものとは比ぶべくもなく、30cm位の鉢に入れている。
それがツボミを付け、花を開き始めた。
どうせ最後には私が見ることになるだろうが、上のお宅のアデニウムみたいになるか
どうかわからないが、とにかく見栄えのいい鉢植えにしたいものである。