Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

タイは果物の季節、大きなカヌンを売りに出す。

タイは暑くもなかった暑季を通り越して一気に雨季に入ったようで、ここ数日決まって

午後に雨が降っている。

午前中出掛けていた娘が何かぶら下げていたので、聞くとドリアンだと言う。

そうだ、タイはこれから果物が一斉に出回る季節なのだ。

昔はドリアンはあまり食べなかったが、最近は自分でも買って食べるようになった。

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さて午後になって雨も止んだところで、ミヤさんが庭で娘と話しながら何かやりだした

ので覗いてみると、先日採ったあの大きなカヌンを切っていた。

昨日は甘い香りが実の付け根から漂っていて、押さえると弾力のある柔らかさになって

いた。ミヤさんにそれを言うと明日カットすると言っていた。

カヌンは実を取りだすのが大変で、まず水を流しながらやらないと手がベトベトに

なってしまうからだ。それともう一つこの実の中心にある白い部分は、実が付いている

枝の延長が果実の芯になっていてこの木質の芯を取るのも大変である。

ミヤさんが包丁を使っているのは、この芯を取っているところだ。

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これだけ大きいと、我が家だけでは食べきれないと思うが、どうする積りだろう。

鼻を近づけなくても強烈に甘い香りが漂っている。

黄色いところを一切れ取って種を除き食べてみると、甘さが口いっぱいに広がる。

種も塩ゆでにして食べられるのだが、全部捨ててしまった。

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暫く見ていたら1/4をお向かいさんへ持って行けというので、おすそ分けしてきた。

4時近くなりカレーソーメンを売りに行く時間で、準備を始めると「1/4は残してあと

2つ(果実の半分)は袋に入れて」というので大きなビニル袋に入れると、「これ

お店で売ってくる」という。まあ売れないことはないだろうが、商売っ気はタップリな

嫁である。