今朝は早くにタラートへ行ってオオカマスを2匹買ってきた。
勿論屋台で売る、カレーソーメンの隠し味にするためである。
3kgの大きな奴がなかったから、大きさが大体同じ奴を2匹で良しにして貰った。
買ってきて終わりではなく、尾は取って頭を分けて胴を半分にしろとのこと。
カマスはウロコを取るのが簡単で、魚の処理については3枚に下ろそうが背開きに
しようが私には一向に苦にならない。
さてタイトルの件であるが、ミヤさんは昨日から今まで行っていたタラートではもう
やらないで、シラチャで屋台をやると言い出した。
事の発端は開店する場所が端っこでちょっと暗く、客が来にくい所のため大きな声で
呼び込みを始めたのだが、これが気に食わなかった肉屋の小母ちゃんが、本人には
言わないで他の店へ行って「静かだったタラートが煩くなった」と言ったらしい。
キーモーホー(怒りっぽい・短気)のミヤさんはこのため「あそこではもうやら
ないで、別のところを探して貰った」とのこと。「場所代が180Bもするのに汚いし
暗いし呼び込みもできないなら、シラチャの町中で屋台を開いた方がよっぽどいい。
場所代だって60Bで安いし」と言う訳でシラチャの町中で、シラチャプレイスという
ホテルの前で屋台を開いたという次第である。(赤丸のところ)
早速昨日は開店の準備をしたのだが、屋台だから屋根がないと困るため、テント屋へ
行って真新しいテントを買ってきた。勿論私の懐は痛まないからいいのだが、それでも
2000Bちょっとした。
テーブルやテントを買ったりしてスナックの方はどうする積りだろうか? コロナ過の
現在、客足が戻ってくるのは先の話だろうが、もしかしたら買い手が見つかったら
手放すようなことを考えているのかも知れない。
昨日の売り上げはタラートでの売り上げに比べ、かなり上回ったみたいである。
おまけに町中なので、スナックの日本人客も寄ったようだ。
夜食事をしている私を見て、「ピーノ、日本人も屋台の前を通るのでその白菜漬け少し
分けてくれない? 明日はそれも日本人に売るから」と冗談ともなく言ってきた。
今日カレーソーメンの準備していると思ったら、最後に漬物のタッパーを持ち出して
本当に白菜を袋に詰め始めた。まあ商売になるなら協力もするが・・・・。