今日は本当に暑く、家のことをやった後ランの手入れを少しやろうと思って、車庫で
準備を始めたのだが日陰に入っても、吹き渡ってくる風も暑い。
今日手入れするのは鉢植えしてある小さなランで、これはミヤさんが購入したもの
だが、鉢にヤシ殻を入れ3年くらいピンクの小さな花を咲かせてくれたのだが、いつの
間にか手入れもしなくなり放ったままである。
株も少なくなり鉢では見劣りするため、板に貼り付けようと板を準備し始めたのだが、
チョット動くと汗が出てくる。車の温度計は35℃を示していた。
端切れ板を適当にカットし、使っていないランの鉢を吊るす針金を適当に加工し、更に
ラン固定用の針金には一応ビニールテープを巻いて板に取り付ける。
小ランを鉢から出し、根を水で洗って枯れたバルブと根を取ってやり、針金で押さえ
つけ過ぎないように、安定させる程度に固定して作業完了。
ランは着生植物(寄生植物ではない)のため、根が木の幹にしっかり貼り付かないと
株が安定しないのである。下の写真は胡蝶蘭の仲間をカヌンの幹に貼り付かせたの
だが、黄色い矢印が株のところで赤い矢印は、気根が木の幹に貼り付いて上に伸びて
いる状態である。他に垂らしているのもあるが、塀の壁に貼り付いているものもある。
作業が終わるころには汗をかいたのでシャワーを浴び、サッパリしてブランチを摂る。
一休みして一服し床屋に行くことにしたのだが、歩いて10分もかからない近所の
床屋なのだが、このうだる暑さの中歩いていく勇気はなく車で行った。
私が行く床屋はタイ人のやっているローカルの床屋で、バリカン一丁で20分程度で
カットしてくれるところだ。日本人はハサミでやっている400Bもする所へ行くようだが、私はこの100Bのところで十分である。
道具が何であれ、目的はこちらの要求に近く、短くカットされていればいいのである。
お陰でサッパリした。
お礼を言って100B払おうとしたら、店主(私と歳は同じくらいか?)が笑いなが
ら左手であごを摘まむようにし、右手の親指を立てて「○○○○、Good」って言って
くれたのだが、Good以外は何を言われたのか判らない。
私のあごヒゲのことを言ったことだけは判るのだが。