我が家の果樹は、以前は家の中庭に植えていたのだが、敷地内整備と共に敷地内には
マンゴー1本しかなく、あとは全て塀の外に植えている。外に植えていると言っても
我が家の土地ではなく、ムーバーンの所有なのである。
ムーバーンの中ってどの家も多かれ少なかれ同じようなものである。
これが我が家の北側、塀に沿って植えられている果樹である。
一番手前の新緑が目立つのがファラン(グアーバ)で以前にも紹介したが原種に近く
ピンポン玉くらいにしかならない。
ナシの花に似た花を咲かせ、ナスと同じで咲いた花だけ実を付ける。 既に結実した
ものが幾つか見える。
その向こうのゴミ置き場の向こうの太い木がカヌン(ジャックフルーツ)である。
本当にこの木は良く実を付けてくれる。今14個生っているが、一番大きなのは私の
頭より大きく、食べ頃になると実の付け根から、すごい甘い匂いが漂ってくるので
すぐわかる。
外側の厚い表皮を剥いて、中味の果肉を食べるのであるが種も食べられる。
そしてこの隣のこの低木はラムットで、まだ植えて1年半ほどで花芽は良く付けるが
今だ実を付けたことがない。これが丸い種類である。
そしてこれがラムットの花のツボミ。
更にその隣はマンゴー・バナナ・パパイヤ・ノイナーが植わっている。
このバナナはレッムナーンという種類で、果実はもの凄く小さく一口サイズである。
良く実を付けてくれるのだが、バナナという草は実を付けると一生を閉じるので、
そろそろ根元も整備してやらなければと思っている。
以前はクルワイチャーン(像バナナ)やクルワイデーン(赤バナナ)などもあったが、
なんせ場所が場所だけに枯らしてしまった。
更にマンゴーを間にまだ小さなマンゴーとラムットを植えてある。
この前小さなマンゴーは紹介したが、結局全て落果してしまった。
ラムットの方は先に紹介したのと同じくらい若木なのだが、小さなラグビーボールの
形をした実が2個ばかり生っている。
そしてその隣に大きなマンゴーの木が2本あるのだが、一番向こうのはまだ一度も
実を付けたことがない。
これはラムットの隣の木だが、最近は40個くらい実を付けてくれる。
今はざっと20個くらいだが、まだまだ花芽を付けているので、更に結実してくれる
ことを期待しているのだが、マンゴーって食べごろになるまでに裂果や落果があり、
更に最近は鳥に啄ばまれる心配もある。
自給自足で美味しい果物が食べられるっていいものである。無農薬で水遣りを欠かさず
していれば植物は返してくれるのである。