昨晩 晩酌をしていると、実家に帰っていた息子の嫁が何やら買い物袋をゴソゴソやり、
ビニール袋に入った「マヨンチット」を取り出し、「チャチェンサオの家で採れたの。
お父さん食べて」と言って差し出してきた。
余談になるが、息子とは5年前から我が家に同居しているのだが、まだ結婚している
わけではなく子供もいない。正直言えばパア(お父さん)なんて呼ばれる筋合いはない
のだが、タイではどこにでも転がっている話なので仕方ない。
さて「閑話休題」で戻すが、マヨンチットは私が大好きな果物で別名プラムマンゴーと
言うのだが、似た種類にマプランというのがあり、マンゴーと同じウルシ科の果実だ。
産地はナコンナヨックが有名で、ミヤさんの実家がランシット(ドンムアン北方)に
あった頃よく食べたが最近はあまり食べなくなった。
大きさは大玉の卵くらいだろうか。見た目はどことなくビワを彷彿とさせるが、食感は多少似ているが味は甘くて僅かに酸味があり、どことなく柿にも似ている。
果実の割に大き目でマンゴーに似た扁平な種が入っているので、1~2個ではあまり
食べた気がしない。 皮は厚いために剥いて食べる。
これから雨季の始め頃がタイの果物の季節だから、タラート(市場)へ行けば安く手に
入るだろう。
日本にはないので、なかなか手に入りにくい高級フルーツのようである。
※関連記事 ナムジャイブログ「シャム湾の風に吹かれて」
高級フルーツ「マヨンチット」:シャム湾の風に吹かれて (namjai.cc)