Jinbeiのシャム便り

タイ在住の年金暮らしの専業主夫のジジイで、タイ生活/日記一般を綴っていきます。

少なくなったカヌン(ジャックフルーツ)

中々暑い日が続かないうちに、何かもう雨季に入ったような気配がする今日この頃だ。

そんなに暑くもなく適度に雨が降るので、やっぱり植物の生育が早い。

こちらはバナナの新しい芽で、太いバナナの根元に4~5本生えてきた。

バナナは草なので、親から出た根で横に広がっていく。

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こちらはほんの3日前に投稿した記事の縷紅草の芽であるが、既にこんなにツルが伸び

てきた。

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さて我が家にはカヌン(ジャックフルーツ)を植えてあるのだが、14個の大きな実を

付けていた。 勿論実を付けた時期が異なるので大小さまざまで、写真には入らない

上の方にも生っている。

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あれだけあったのだが、1個は重く垂れさがった実が地面に着いてしまって腐ってしま

ったが、6個は熟れ始めたので採り入れたのだが、人様にあげてしまった。

我が家では最初の内よく食べ種も煮て食べたが、今は気が向いたら食べる程度である。

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結局差し上げてしまったのだが、一番大きかったのがこちらで、息子のバイクのヘル

メットと比較してもほぼ2倍はある。このサイズを以前計量したことがあるが、凡そ

15Kgは下らないと思う。

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写真を見てもわかる通り、一枝に1個生らしただけであり後から出て来た実は全て摘果

してしまった。

勿体ない気もするが、こんな大きな実が一枝に2つも3つなってしまうと、味が薄くて

不味くなってしまうからだ。 

英文在留証明とアジフライと

今日は早くに娘と日本領事館まで行ってきた。

本当は一人でも行けるのだが、事故等何かあった時私一人では心元ないため、必ず誰

かに付き添ってもらう。

在留証明の受け取りのためだが、2週間くらい前に領事部から連絡があり、22日にシラ

チャの領事部出張サービスで受領することになっていたのだが、都合で係員を派遣する

ことができないため、4月のサービスは中止になったので、領事部まで取りに来てくれ

とのこと。コロナの影響かと聞くとそうだという。仕方なく今日取りに行ってきた。

朝7時20分に家を出てチョンブリのG.Sで朝食を摂り、バンコクについてラマ4通りに

入ったのが9時10分頃で、領事館に到着は9時20分だからスムーズに移動できた。

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私の前に4人ばかりいたのだが、そこからが思いのほか時間が掛かった。

矢張りコロナ患者が領事部にもいたんだと、思わずにはいられない程手際が悪い。

私の番になり、すぐに処理が終わるが、書類を受け取ってみると、サインが梨田大使の

サインではなく、どうやら副大使ではないかと思われるサインだった。

やっぱり梨田大使はまだ入院中だろうかと思った。

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領事館を出てラマ4通りに入ると、「パア 富士スーパーに寄りたい」というのでスク

ムビットを目指し、Soi22を左折しスクムビットに出て富士スーパーに寄る。

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娘は弁当やら菓子などをあさっていたが、私は惣菜のところでフライを見つけたので、

アジフライ・トンカツ・コロッケをそれぞれ買って帰路に就く。

帰りはSoi24→Soi22→ラマ4からポートに向かい有料道路に入って高速でシラチャへ

直行である。

家には12時ちょっと過ぎだから、順調すぎるくらいだった。

家に入ると早速キャベツを刻んでアジフライを乗せ、味噌汁を作って白菜漬けも用意。

新しく漬けたのが丁度2週間で、味見するといい塩梅である。

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ホントに久しぶりのアジフライ定食である。

冷凍で揚げてないフライ用の食材は売ってはいるが、一人分を揚げようとすると油が

勿体なく、どうしてもフライとテンプラは避けてしまう。

まあ今日は年金受領後のちょっとした贅沢ってことで、細やかな満足感を味わった。 

カレーソーメンの販売で店に立った。

昨日はミヤさんのスタッフが休みということで、午後からの出店で私も手伝いに参加

した。出店場所はもうタラートだけに絞ったらしい。

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ここはジャスミンリゾートホテルから、サハ工業団地に向かって暫く行った右側にある

ローカルなタラートだ。

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いつもの場所を借りると早速開店準備だが、勝手が判らない私は電気配線や照明準備

などに手を出すだけ。店はミヤさんと娘の二人でサッサと準備完了。

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私も一応身支度はするものの、昼時を過ぎた2時過ぎのため客足はすこぶる悪い。

しかも日本人の顔などどこにもなく、ボチボチ来る客もタイ人ばかりで、私の口は

中々開かない。

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ミヤさんと娘は声を張り上げて宣伝するも、時間的に客は少ない。私は手持無沙汰で

タラートの中を観察して回った。シラチャのタラートを小さくした感じで、こちらは

野菜売り場。

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こちら手前が菓子売り場で、向こうが総菜売り場。客はいないがやっぱりタラートで、

活気がある。

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こちらは果物売り場で、ここで面白いものを見つけた。

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これがなんだかわかるだろうか。そうマンゴーだが極小のマンゴーなのである。

極小と言っても日本の渋柿よりやや大きいかなって感じ。小母ちゃんに「これ

マンゴーだよね」って聞いたら「オクロン何とか」って言っていた。

確かに札には「オクロン○○○○」って書いてあった。キロ35Bだそうだ。

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・・・で、隣にあった日本人になじみのある熟れたマンゴーと比較してみたが、小さい

のが判ると思う。

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さてさほど大きくないタラートだから、一回りした最後のところで、日本では珍しくは

ないが懐かしいものを、こんなところで見つけた。大きなビニルシートに書かれた、

たこ焼きの看板である。

1個5Bで10個買うと1個おまけのようだ。

 

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最近は家の近くの夕市でも寿司を売っている屋台が出ているし、いつだったか

「焼きそば」を売っている屋台も出ていた。

でもここらの屋台で売っている寿司など、決してうまそうには思えない。

こうしてみると日本食ブームは、やっぱり大きく広がっているようである。

ランの手入れその後と赤カトレアの手入れ

今朝未明に降った雷を伴う激しい雨で、我が家のマンゴーが4個も落果したが、拾って

見ると裂果をしていたから、もしかしたら先に裂果していたのかもしれない。

それにしても我が家の脇に停めてある、他所さんのピックアップはいいごみ溜めだ。

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こちらは道路の向こう側にあった、我が家のマンゴーの木(すでに伐採した)の根元で

咲いている縷紅草(るこうそう)である。我が家を立てた時、釣友のMさんに頂いた

バナナの土と一緒にやってきて以来ずっと咲いているが、ミヤさんは雑草と勘違いして

いて、見つけると根元から引っこ抜くが、それでも負けずあちこちから芽を出す

小さいが強い花である。

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この小さな芽は縷紅草の芽で、私が面白半分に上の花の枯れたところから種を取って

一週間ほど前に蒔いたものですぐに芽を出した。

くの字型の一対の葉は子葉で、その下から顔を出している魚の骨のような小さく細い

葉が本葉である。

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さて以前に株分けしたカトレア(白)の状態を見たら、どうやら順調に生育している

らしく、新しい根が出てきた。

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その後小ランも木の板に貼り付けたのだが、こちらも根の一部は板に貼り付き始めた

ようだし、新しい根も顔を見せ始めた。

とにかく水遣りを欠かさなければ良さそうな状態だ。

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ところでもう一つの赤いカトレアは放置したままで、根が枯れたものや新しい根が

絡まったままなので、ミヤさんの仕事の手伝いの合間を見て手入れしてやった。

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まずは根の手入れをするため株を鉢から取り出し、生きている根を傷めない様に枯れた

根を取り除いてやる。

これだけ絡み合っていると大変だが、よくぞ今まで手入れしてこなかったものだ。

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枯れた根を取り除くと株が二つに分かれていたが、鉢がないためそのまま寄せ植え

にし、針金と割り箸でバルブを立たせて固定し、中にヤシ殻を根が隠れる程度に軽く

詰めてやって水を含ませ完了である。

ヤシ殻を入れる前に、どういう訳か鉢から取り出した時、根の下に木炭が敷いてあった

ので新しい木炭を入れてやった。

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放置してあったため気が付かなかったのだが、葉の付いていない新しいバルブが

あって、ツボミが2つついていた。

ツボミの周囲が黒くなっていたが、どうやら元は葉があったようであるが、黒いところで折れたため枯れ落ちたのかもしれない。

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ここのところブログを投稿する以外やることがないため、ランの手入れをするように

なったが、やっぱりランは手が掛る。

晩酌の友は水炊き、犬と本

私の夕方から始まる晩酌風景は、この4か月ほとんど変わらない。

私一人しかいない時間帯なので、特に用事がないと5時半には犬を犬舎に入れ、庭を

水で流したら(犬の糞尿)晩酌の準備にとりかかる。

晩酌の準備と言っても水炊きを作るだけである。その水炊きだがかれこれ4か月半は

毎日同じメニューである。飽きるかといえば全然飽きず、今日も午前中に水炊き用の

材料を仕入れに行ってきた。

 ※関連記事 ナムジャイブログ:「シャム湾の風に吹かれて」

  やっぱり今夜も「水炊き」にしよう:シャム湾の風に吹かれて (namjai.cc)

従って冷蔵庫の中には、水炊き用の材料が最低一日分はいつも準備してある。

好きと言えば好きなのだが、大好きというほどでもなく、日本にいた時は多少材料が

変わりはしたが毎日のつまみは刺身で、やっぱり飽きもしないで食べていた。

どうも包丁か熱を通したものならば何でもいいのかもしれないが、ゆずポン酢がいい

のかもしれない。

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簡単な料理のため20分もすれば出来上がるので、出来上がりさえすれば早速晩酌の開始

である。

晩酌を開始しても一人であるから、飲みながらまずはLemon相手に話したりからかっ

たり本を読んだりしながら時間を潰している。

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Lemonは私が飲み始めると大概近くにいることが多い。私がすることがなく本を読み

始める前に、「おやつ」をくれることを知っているからである。

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こちらはLemonのおやつで、餌をあまり食べないので私が晩酌をしている時に6~8本

与えている。

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Lemonが食べている間は相手にならないため、私は水炊きを食べ乍ら本を読むのだが、

本に夢中になっているとそばに寄ってきてくれるのをじっと待っている。

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では食べ物をくれる私がいいのかというと決してそうではなく、嫁さんが家にいるとき

には片時も離れようとしない。

チョット2階へ行ったときでも階段の下で、見上げながらじっと待っているのであり、

私にそんな態度をとることは決してない。

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今朝私が買い物から帰ってくると、Lemonが毛を刈られていた。

首回りやら尻尾、尻の周りなど長くなったところは切られていたが、やっぱりポメラニ

アンは首回りや尻尾は毛が多少長い方が可愛いと思う。

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Lemonも食べるだけ食べれば眠くなり、私の机の下に行って寝てしまうと、飲みながら

本を読むことに 没頭することになる。

とは言え新しい本ではなく、私の蔵書を繰り返し読み返しているだけであるが、かなり

時間を空けているので、結構新鮮に感じる箇所もある。

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そろそろ新しい本を読みたいのだが、なかなか手に入らないのは寂しいものだ。 

固定客がついたタイカレーソーメンの販売

コロナ過でスナックなど開店できず、やむなくミヤさんはタイのカレーソーメンの販売

を始めたのだが丁度一週間になり、ここにきて宅配サービス(LINE MAN)と提携し、

固定客も掴んだようで儲けが出始めたようである。

当初は午後から食品販売タラートでやっていたのだが、水曜日辺りから午前中は自分の

店先(スナック)で売るようになり、準備もその分早く始めるようになった。

一番手が掛るのはやはりカレースープ作りである。いつも大鍋2つ作って持って

行き、さらに現地で追加していく。

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このスープ作りで味の決め手になるのが、こちらのバラクーダ(オオカマス)。

われわれ日本人にはあまり感じないが、タイ人に言わせるとこれが入っているといないとでは大きく味が違うようである。

バラクーダはタイ語でナムドッグマーイ(花のしずく)という。

この日は2Kgの大きなのを仕入れてきて、それを十分蒸しあげて身をほぐし、石臼で

ペースト状になるまで細かくし、カレースープに混ぜるのであるがその加減は私には

判らない。

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ところで話はちょっと横道に逸れるが、このナムドッグマーイ「花のしずく」はタイに

他にもあって、マンゴーに同名の品種がある。日本に持ち込まれ日本人には馴染みの

ある種類であり、これは我が家のマンゴー。

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こうしてスープが出来上がると準備は整うことになる。

ソーメンは出来合いの物を買うし、薬味やモヤシは追加するだけだから加工する必要が

無いのである。

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朝9時半にはミヤさんの店に持ち込んで準備開始である。

携帯ガスコンロを持ち込んでスープを温め直しているところ。

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ところで現在もコロナ過で通りはひっそりしていて、病院関係者(パヤタイ)に行く

人がチラホラ通るだけだが、本当に売れるのだろうかと心配になってくる。

ミヤさんに言わせれば、午前中は少ないけれどそれでも宅配で注文もあるから少しでも

売れればいい。午後早くにタラートに移動すれば売れるからと宣っていた。

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やはり外食産業が盛んなタイだけのことはある。

弁当文化の無いタイならで、手軽で安価なのがまたいい。しかもコロナ過でタイ人の

生活の中に宅配サービスが浸透し始め、モーターサイのタクシー運転手やトゥクトゥク

の利用法も変化しているのである。 

旨くも何ともなかった龍井(ロンジン)緑茶

シラチャがコロナ騒ぎでひっそりしてしまい、ミヤさんも煽りを食って暫く店を閉めて

いるため、代わりにタラートでタイ風カレーソーメンを売り始めた。

そのために材料の買い出しやら送り迎え・出店準備など店の手伝いで結局4日ブログ

から遠ざかってしまった。

さて私はコーヒーはあまり飲まないが、お茶は毎日欠かさず飲むのですぐ無くなって

しまい、緑茶でなくともいいがないと凄く物足りなく感じる。

そんなわけでミヤさんを送った帰りに、自分の夕食準備でシラチャのイーオンモールに

寄って買い物をしている時、お茶の棚で安い緑茶のパックを見つけた。

緑茶は通常200Bくらいであるが、なんと119Bだったので「龍井緑茶」なんて

聞いた事もないが、安かったので2パックも買ってしまった。

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家に帰って茶筒に開けようとして開封すると、普通のお茶(この時はまだ日本茶だと

思っていた)の香りがあまりなく、色も黒っぽいしなんか枝茶か番茶っぽい感じが

したが、まあ安い茶だから仕方ないかと思った。

それでもと思い煎れて飲んでみたが、これがなんと味も香りも薄くとんでもない安物の

お茶を買ってしまったと思った。

確かに色からすれば緑茶ではあるが、香りは殆どないし味は出涸らしの番茶みたいだ。

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しかしよく考えてみれば、パッケージの下の説明書きはタイ語であり、右上の「りょく

ちゃ」だけが日本語である。

タイ語に精通しているわけではないが、何とか読める所を読むと白枠の一番上の

太文字を何とか読むと、チャキヨウ(緑茶)ロン・チーン(中国)と読める。

ロンの意味は分からないが、中国茶のようだ。

しかも淹れ方は400ccの水を80~95℃に温め、10gの茶葉を入れ3~4分

置いて飲むらしい。

400ccのお湯を沸かすって、急須を使っていたらとてもじゃないが飲みきれない。

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まあ淹れ方が日本茶と異なるにしても、これは中国茶だから仕方ないかと思ったが、

それでも気になったのでインターネットで「龍井緑茶」で調べてみた。

一発で探し当てることができたが、ただ々私が知らなかっただけで中国緑茶の代名詞

みたいなお茶で、杭州特産のお茶だった。

でもそんなお茶だからこそ味わいのあるものだろうと思うが、私が思うにこれは

やっぱり中国でも番茶級の茶ではなかろうか。

煎れ方が悪かったとしても、多少味わいのある香りや味がしても不思議はないと思う

のだが。